筋肉きんにく
骨格筋こっかくきん
上腕二頭筋じょうわんにとうきん>
筋膜
きんまく
筋繊維束きんせんいそく>
足の筋肉は、からだの重さをささえ、移動する仕事をするために大きく丈夫じょうぶに発達しています。
太ももの前面の大腿四頭筋だいたいしとうきんがちぢみ、後面の大腿二頭筋だいたいにとうきんがゆるんで膝ひざの関節の曲げのばしを行います。
筋繊維
腕うでをまげるときは上腕二頭筋じょうわんにとうきんがちぢみ、上腕三頭筋じょうわんさんとうきんがゆるみます。このように反対の働きをする筋肉を拮抗筋きっこうきんといいます。
きんせんい
筋原線維きんげんせんい
0.1mm
大腿二頭筋だいたいにとうきん
上腕三頭筋じょうわんさんとうきん
大腿四頭筋だいたいしとうきん
筋肉きんにくのしくみ
上腕二頭筋じょうわんにとうきん
1ミクロン
体を動かす骨格筋は筋繊維という細胞の束が集まってできています。筋繊維の束はとても強い筋膜でおおわれて、腱で骨とつながって収縮することで体を動かします。
1本の筋繊維は0.1mm、長さ数cmの細長いひものような形をしています。筋繊維はさらに細い直径1ミクロン(1000分の1mm)の筋原線維が集まってできています。
筋原線維には筋フィラメントがあり筋肉の収縮のために働いています。
筋肉きんにくの構造こうぞう
筋肉は、食べたものの化学エネルギーを収縮しゅうしゅくという運動エネルギーに変えることにより、からだを動かしています。
主な骨格筋は骨の前面と後面に一組になってついていて、交互にちぢんだりゆるんだりして腕や脚を曲げたりのばしたりします。
骨格筋は自分の意思で動かすことができる筋肉で随意筋ともいわれます。 全身を網のように張られて骨を引っ張って自由に動かすことができ、笑顔やしかめ面ができます。骨格筋は、体重の約50%をしめています。
私たちが筋肉というのは主に骨格筋のことです。