視細胞には錐体細胞と桿体細胞の2種類があります。錐体細胞は色を認識しますが暗い場所でははたらきが低下します。桿体細胞は光の明暗を認識します。薄暗いところで形がわかっても色がわからないのはこのためです。
		眼房角膜と水晶体の間の空間を眼房といい、この眼房に満ちている液を眼房水と呼んでいます。角膜と水晶体、眼房水をあわせて、カメラでいうレンズ群を構成します
		強膜眼球を保護する役目をもつじょうぶな膜で、前の方は、透明な角膜とつながっています。
		脈絡膜網膜や虹彩や毛様体に栄養をはこぶ無数の毛細血管と、虹彩や毛様体を動かす神経がとおっています。
		網膜デジタルカメラでイメージセンサーに相当する部分です。眼球の内側で光を感じる細胞とそれを脳につたえる視神経、そして動脈と静脈の毛細血管が分布しています。
		味蕾
		 鼻からはいった空気は、まず鼻毛によって目に見えない汚れや細菌がキャッチされます。奥にいくと鼻は粘膜でおおわれていて、もっと小さなウィルスがキャッチされ、のどを通って痰として外に出されたり食道に運ばれ、危険が除かれます。また、鼻やのどで空気は温められ湿度も加わって肺に入っていきます。
		毛様体毛様体は水晶体につながる組織で、毛様体小体と毛様体筋に分けることができます。毛様体がのび縮みすることによってレンズの形をした水晶体の屈折率を変え、像のできる位置を調節します。このしくみはカメラのピント合わせと同じです
		食べ物の見た目や、舌で感じる柔らかさ、そして鼻の嗅細胞で得た香りと舌の味蕾で得た味が脳に伝わり食べ物の美味しさが判断されます。
		 においを感じるのは、嗅上皮とよばれる部分です。鼻の穴から吸いこまれたにおいの分子は、鼻腔の天井にあたり、大部分が嗅上皮のある上鼻道をとおって肺に向かいます。意識的ににおいをかぐときに強く空気を吸いこむのは、この嗅上皮に空気をよくふれさせようとするためです。
		角膜強膜の内側にある透明の膜です。この部分が曇ると目が見えにくくなります。
角膜と水晶体、眼房水をあわせて、カメラでいうレンズ群を構成します。
		嗅上皮
		虹彩虹彩は眼球の水晶体の前にあります。虹彩は瞳孔を大きくしたり小さくしたりして、通過する光の量を一定にする仕事をしています。このしくみはカメラのしぼりと同じです。
		嗅球
		盲点
眼球の網膜の視神経が束になって眼球からでていくところには、光を感じる錐体細胞と桿体細胞がありません。このため、眼球に入ってきた光がここに像を結んでも、感じ取ることができずに見ることができません。この部分のことを盲点といいます。
		視細胞
		嗅毛
		硝子体硝子体は、眼球の約80%をしめ、大部分が水からなっている透明なゼリー状の物質です。硝子体は、水晶体、毛様体、網膜および視神経などに接していて、それぞれの組織に栄養を運んだり、それぞれの組織から老廃物をとりのぞいたりします。また、眼球の球形を保ったり、光を網膜に伝えたりもします。
		黄斑部は網膜の中心部のことで錐体細胞がたくさん集まっています。実際にものを見ている部分です。さらに黄斑部の中心は窪んでいて中心窩といいます。ここに錐体細胞がさらに集中して高い視力が実現されています。
		黄斑部
		嗅細胞
		視神経視神経は途中で交差して左目の情報の半分は脳の右側に、右目の情報の半分は脳の左側に送られます。
		光や色の情報は視神経で脳に伝えられて合体した像となります。
		鼻はな
		匂い物質
		水晶体遠くのものから目に入る光はほぼ平行で、網膜にピントを合わせるために光を曲げる必要がないのでレンズはうすくなります。
近くのものを見るときはピントを合わせるためにレンズはは厚くなります。